北海道は国内外問わず人気の観光地です。

本州と違い、平地部分が多く広大な景色が楽しめます。

また、水産物や農産物をはじめとして、おいしい食べ物がたくさんあります。

そんな北海道ですが、冬になると大量の雪が降ります。

冬に北海道へ来る際は、余裕をもった予定を立てましょう！

冬の北海道はどんなところ？

一面の雪景色

冬の北海道が本州の多くの地域と違うのは、冬に積雪があることです。
一度積もると、地域にもよりますが4月くらいまでは雪を見ることができます。
標高が低い山でも雪で真っ白になるくらいです。
そんな景色を写真に収めたいと来る方も多いかもしれません。

氷点下の世界

冬の北海道では最低気温が０℃を下回ることはよくあります。
寒い日には最高気温もプラスにはなりません。
地域によって寒さにだいぶバラつきがあり、
本当に寒い地域だとマイナス30℃を下回ることがあります！
寒さを体験したい方はしっかりと着込んで現地へ向かってくださいね。

ウィンタースポーツ

雪が降らなければできないスポーツとしては、スキーなどがありますね。
北海道の各地域にはスキー場があり、冬の間だけ楽しむことができます。
空を切って進む独特な感覚はとても楽しいです！

現地の人は自分用のスキーセットを車に積んでスキー場に向かいます。
スキー板を持っていない人用にレンタルをしているところもあります。
向かうスキー場がレンタルを行っているか確認してみてくださいね！

冬の北海道に来る際の注意点は？

雪道

積雪がない地域の人にとっては雪道を歩くことはとても難しいと思います。

・新雪の雪道
　現在進行形で雪が降り積もっている状態です。
　フワフワの雪が踏み固められずそのまま残っています。
　ブーツや長靴でないと歩くたびに雪が靴の中に入ります。

・圧雪の雪道
　歩行者によって踏み固められた雪道です。
　現地の人にとっては歩きやすい状態ですが、十分滑るため気を付けて歩いてください！

・ツルツルの雪道
　一時的に気温が上がり表面の雪だけが解けた後、
　気温が下がって凍ってしまった状態です。
　こうなってしまうと現地の人でも転びます！
　大変危険なので、歩きなれていない人はゆっくり歩くか、
　バスなどの交通機関を使って移動するようにしましょう！

・溶けて水と混ざった雪道
　春が近づき気温が上がるとこの状態になります。
　積もった雪がどんどん解けてしまうため、グチャグチャの道になります。
　長靴などの完全防水の靴でないとたちまち水がしみてきてしまいます。
　車道を走る車からの水撥ねにも注意です。

交通機関の状況チェック

冬の北海道では、公共交通機関が時間通りに動かないことが多いです。
雪道はスピードを落として運転しないと危険なためです。
冬用のダイヤに変わりますが、それでも遅れるものと思っていたほうが良いです。

また、飛行機やJRなどは運行そのものが取りやめになるケースがあります。
急な積雪など天候を配慮すると、どうしても難しいからです。

別の交通機関を調べるにも時間がかかることが予想できるので、
冬の北海道へ来る際は、数日遅れても問題ないように予定を調整しましょう！

北海道ではこれから本格的に雪が降り始めます。

もし北海道へ来る方がいましたら是非楽しんでください！